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 NECプラットフォームズ、装飾性重視インテリア等向けバイオプラの量産を開始

発表日:2020.06.29


  NECプラットフォームズ(株)は、装飾性を重視するインテリア製品等向けバイオマスプラ(認定機関:日本バイオプラスチック協会)のペレット・成形部材の生産を本格化する。NECグループは2000年代初頭からプラスチック代替素材の開発に取り組み、2010年代に入って木材や稲わらなど非可食性の植物を利用した素材の開発を進め、2020年3月に非食用セルロースを約50%含有し、漆塗りのような黒色と成形加工性の高さを特長とするセルロース系バイオ素材を上市した。今回、同社は耐久性などの改良や、製造・品質保証体制の構築を図り、当該バイオ素材の量産化が可能となった。クラウドファンディングサービスを活用したオリジナルスマートフォン用ケースの販売(目標金額:1,000,000円)を手始めに、環境性と高い付加価値が求められるインテリア製品、車載製品およびOA機器等製品向けの生産・販売を拡大し、2025年度に年間50億円の売上を目指すという。

情報源 NECプラットフォームズ(株) プレスリリース
〔参考〕NECの最新技術
機関 NECプラットフォームズ(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード セルロース | プラスチック | 木材 | 耐久性 | 稲わら | クラウドファンディング | 非可食性植物 | バイオマスプラ | 成形加工性 | インテリア製品
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