国土交通省は、「内航船省エネルギー格付制度」における格付け結果を公表した。同制度は、船舶の所有者、運航者、造船所、船舶を利用する荷主など、申請者の希望に応じ同省が内航船の環境性能を「見える化」(評価)する制度。同省ではこの制度の普及等を通じ、地球温暖化対策計画における内航海運のCO2排出量削減目標(2030年度に2013年度比157万t-CO2削減)の達成を目指している。今回、内航船「省エネ格付け」制度について、申請のあった6件の内航船に対し審査を行い、いずれの船舶についても、省エネ・省CO2性能が極めて高い船舶として最高ランク・星5つの格付を付与した。また、本格運用開始後、初めて、LNG燃料船や、船種としては、フェリー、RORO船、曳船の格付となり、同制度の活用が広まりつつある。同省では、申請事業者が自社の省エネ・省CO2排出性能の取組を対外的にアピールする手段として同制度を活用することにより、省エネ・省CO2排出性能の高い内航船舶の普及促進を図っていくという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 国土交通省 | 内航海運 | 見える化 | 環境性能 | 内航船 | 地球温暖化対策計画 | 省エネ格付け | 内航船省エネルギー格付制度 | CO2排出量削減目標 | 省エネ・省CO2性能 |
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