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 NEC、世界最高レベルの環境調和性を実現した難燃性バイオプラスチックを開発・実用化

発表日:2009.11.04


  NECは、脱石油材料の活用とCO2排出抑制を目的として、独自の材料技術により植物由来の樹脂を75%以上配合するなど、世界最高レベルの環境調和性を実現した難燃性バイオプラスチックを開発し、実用化に成功したと発表した。同製品は、有機成分中の植物成分率が75%以上(石油成分利用率:25%以下)、ライフサイクルCO2排出量(LCAにより算出)が従来の石油系プラスチック(PC/ABS)の50%であるほか、ハロゲン系難燃剤を使用せずに、高度な難燃性と良好な成形性・耐衝撃性などの実用特性を両立させ、世界最高レベルの環境調和性(同社調べ)を実現。同バイオプラスチックは、同社と花王(株)の協力により開発したもので、難燃化技術はNEC、成形性の改良技術は花王、添加剤の配合・分散技術は両社で開発を行った。今後、NECは、同バイオプラスチックを採用したビジネス向けパソコンを、2010年に商品化する予定という。

情報源 NEC プレスリリース
機関 NEC
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード LCA | CO2 | NEC | 花王 | 樹脂 | 難燃性 | 石油 | 植物 | バイオプラスチック
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