林野庁は、平成21年11月9日から14日まで、横浜で開催された「第45回国際熱帯木材理事会」の結果を公表した。同理事会は、熱帯木材の貿易と有効利用及び熱帯林の持続可能な経営に関する議論などを行う、国際熱帯木材機関(ITTO)の最高の意思決定機関であり、ITTO全加盟国及びオブザーバー等の出席により開催される。今回、「2006年の国際熱帯木材協定」(2006年協定)の発効準備、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)における森林に関する議論の報告、テーマ別プログラム、個別プロジェクト等への拠出、などが議論された。UNFCCCにおける「森林の減少・劣化からの排出削減(REDD)」の議論に関しては、熱帯林の持続可能な経営の推進が、森林劣化の抑制及び劣化した森林の回復に密接に関連していることから、今後ITTOとしても、この観点に焦点を当てた活動を検討していくこととなった。
情報源 |
林野庁 報道発表資料
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機関 | 林野庁 |
分野 |
地球環境 自然環境 |
キーワード | 林野庁 | 持続可能 | UNFCCC | 森林経営 | 国連気候変動枠組み条約 | 国際熱帯木材機関 | 熱帯林 | ITTO | REDD |
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