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 林野庁、第46回国際熱帯木材理事会の結果を公表

発表日:2010.12.21


  林野庁は、平成22年12月13日から18日まで、横浜で開催された「第46回国際熱帯木材理事会」の結果を公表した。同理事会は、熱帯木材の貿易と有効利用及び熱帯林の持続可能な経営に関する議論などを行う、国際熱帯木材機関(ITTO)の最高の意思決定機関であり、ITTO全加盟国及びオブザーバー等の出席により開催される。今回、「2006年の国際熱帯木材協定」(新協定)の発効、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)における森林に関する議論の報告、2010年国際生物多様性年の活動報告及び2011年国際森林年の活動計画、個別プロジェクト等への拠出、などが議論された。UNFCCCにおける「森林の減少・劣化からの排出削減(REDD)」の議論に関しては、ITTOが気候変動対策の分野において高い潜在能力を持っていること、投資を促進させるために気候変動対策へ関心の高い民間セクターへのITTOのPR活動が必要であることなどが報告された。なお、第47回理事会は2011年11月にグアテマラにて、第48回理事会は2012年11月に横浜市にて開催される。

情報源 林野庁 報道発表資料
機関 林野庁
分野 地球環境
自然環境
キーワード 林野庁 | 気候変動枠組条約 | 持続可能 | 森林経営 | 国際生物多様性年 | 国際熱帯木材機関 | 熱帯林 | ITTO | REDD | 国際森林年
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