川崎重工業(株)と(公財)地球環境産業技術研究機構は、関西電力(株)の舞鶴発電所(総出力:180万kW、燃料:石炭・木質バイオマス)において、固体吸収法によるCO2分離・回収技術の実証試験を開始する。両社は2015年からアミンを主成分とするCO2固体吸収材や、当該材料を用いた移動層システムの開発、改良に取り組んでいる(経済産業省委託事業)。2016年以降は、関西電力(株)の協力のもと、固体吸収材の耐久性評価や経済性評価など、パイロットスケール試験の実施に向けた準備を進めてきた。今回、両社が2020年7月に(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構の「CCUS研究開発・実証関連事業/CO2分離回収技術の研究開発/先進的二酸化炭素固体吸収材の石炭燃焼排ガス適用性研究」に採択されたことから、関西電力の協力のもと、同発電所内におけるパイロットスケール試験設備の建設に着手する(事業期間:2020~2024年度)。
情報源 |
川崎重工業(株)プレスリリース一覧
(公財)地球環境産業技術研究機構 プレスリリース(PDF) 関西電力(株) プレスリリース |
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機関 | 川崎重工業(株) (公財)地球環境産業技術研究機構 関西電力(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | 関西電力 | 川崎重工業 | 地球環境産業技術研究機構 | アミン | 固体吸収法 | パイロットスケール | CO2分離・回収技術 | 移動層システム |
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