国立環境研究所は、途上国の廃棄物管理改善に向けて出版された「機械的・生物学処理(MBT: Mechanical and Biological Treatment)」ガイドラインの概要を紹介した。このガイドラインは、国連環境計画(UNEP)国際環境技術センター(IETC)と、2015年3月に設置された(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)と国連の協働センター「IGES-UNEP環境技術連携センター(CCET)」が、同研究所や(一社)廃棄物資源循環学会の協力のもと、製作・発行している出版物のひとつ。今回の執筆者は同研究所とIGESの研究者で、途上国の政策立案や政策実施に関わる関係者らが、国あるいは自治体レベルにおいて、廃棄物管理の改善にあたり適切な技術を選択し、それに関連する実施政策を遂行することを支援する目的で製作された。アジアの発展途上国における都市固形廃棄物に焦点を当てて、長所と短所の両方を含むMBT技術の全体像や、持続可能なMBT施設を設計する際に参考となる技術的な情報、導入検討の参考となる主要な評価基準と事前チェックフロー等を盛り込んだものとなっている(英語、カラー・全30ページ)。
情報源 |
国立環境研究所 新着情報
UNEP国際環境技術センター(IETC) 出版物 |
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機関 | 国立環境研究所 (公財)地球環境戦略研究機関 UNEP国際環境技術センター(IETC) (一社)廃棄物資源循環学会 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 国連環境計画 | 発展途上国 | IETC | 廃棄物資源循環学会 | IGES-UNEP環境技術連携センター | CCET | 機械的・生物学処理 | MBT | 都市固形廃棄物 | 廃棄物管理改善 |
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