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JFEエンジ、太陽光パネルの高度リサイクルに向け実証試験を開始
発表日：2020.10.23
JFEエンジニアリング(株)のグループ会社であるJ&T環境(株)は、太陽光パネルの高度リサイクルに向け、ガラスをよりリサイクル価値が高い状態(カレット状)で回収可能な技術の確立を目指した実証試験を開始する。同社は、2030年代には固定価格買取制度の終了や、経年劣化に伴い太陽光パネルの廃棄量が増加すると推察され、また災害で破損した太陽光パネルの処理も課題となっていることから、使用済み太陽光パネルの適正処理のための技術の確立を目指している。今回、北関東営業部構内(群馬県伊勢崎市)に試験プラントを導入し、太陽光パネルの回収・破砕・分別等を行う。この試験プラントでは、太陽光パネルに使用されているガラスのほぼ全量が、カレット状で回収が可能で、従来の処理プラントと比較し高度なリサイクルが期待できる。この実証試験は2021年1月末まで行い、有効性を確認し、来年度からの事業化を目指すという。
