環境省は、北海道で回収された死亡個体から鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、北海道倶知安町で回収されたマガモ死亡個体1羽(令和2年11月17日採取)で、(国研)国立環境研究所で遺伝子検査を実施した結果、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応を確認した。同省では、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に基づき、回収地点の周辺10km圏内を、それぞれ野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化した。今後、北海道大学において高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定検査を実施予定という。