環境省は、国内の温室効果ガス排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いるためのクレジットとして認証する「オフセット・クレジット(J-VER)制度」の対象プロジェクトとして、新たに2種類を追加するとともに、3種類の既存のプロジェクト種類について認証基準等を改訂したと発表した。これまで、同制度の対象プロジェクトとしては、7種類が公表されていた。そのうち今回は、「化石燃料から未利用の木質バイオマスへのボイラー燃料代替」「化石燃料から木質ペレットへのボイラー燃料代替」「廃食用油由来バイオディーゼル燃料の車両における利用」の3種類について、ポジティブリスト及び方法論の改訂を行った。また、新たに「下水汚泥由来バイオマス固形燃料による化石燃料代替」及び「低温排熱回収・利用」の2種類のプロジェクトを承認し、同制度の対象プロジェクトは合計9種類となった。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | 温室効果ガス | カーボンオフセット | バイオディーゼル | 下水汚泥 | J-VER | 木質ペレット | 木質バイオマス | 固形燃料 | 低温排熱 |
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