(独)国際協力機構(JICA)は、カーボベルデ共和国政府の「ハイブリッド発電システム導入プロジェクト(技術協力プロジェクト)」を支援する。同国は、アフリカ大陸の北西沖に位置する島国。エネルギー資源が乏しく、国際収支を改善するためにも再エネ導入率50%(目標年:2025年)を目指しているが、2015年以降20%台に留まっている。また、電力の信頼度を維持しつつ、更なる再エネ導入を促すために、再エネ電源の開発計画と適切な運用、およびディーゼル発電の適切な運用・維持管理が課題となっている。JICAはこれまでにも同国に対し、送配電線の新設等による電力供給の安定化および電力へのアクセス改善を支援しており、今回は同国の3島(サンティアゴ島、サン・ビセンテ島、サル島)において、再エネ発電の導入促進と運用、ディーゼル発電の運用・維持管理に関し体制強化や技術基準等の整備等の能力強化を図り、エネルギーの地産地消を促進する。脆弱なアフリカ島嶼国の基幹インフラを支える重要な事業であるという。
情報源 |
国際協力機構 ニュースリリース
〔参考〕国際協力機構 ニュースリリース(2012年4月2日) |
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機関 | 国際協力機構 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 国際協力機構 | JICA | 電力安定化 | エネルギーの地産地消 | 技術協力プロジェクト | カーボベルデ | ディーゼル発電 |
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