環境省は、宮崎県で回収された死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性を発表した(野鳥国内31例目)。これは、令和3年1月6日に宮崎県延岡市から回収されたオナガガモ1羽の死亡個体を、同年1月13日に遺伝子検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザウイルス遺伝子の陽性反応と判明し、同年1月22日に鳥取大学が確定検査を実施した結果、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出(陽性)された旨の報告を受けたもの。同省は、回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、宮崎県と調整の上、野鳥監視重点区域内における野鳥の監視を一層強化するという。