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 柳川市、川下りコース「掘割」など市内の水質調査結果を公表

発表日:2021.04.16


  柳川市は、市内の河川・掘割の令和2年度の水質調査結果を公表した。同市は、かつて湿地帯であり、水はけをよくするために掘割を巡らせ、生活基盤を整備してきた歴史を持つ。この掘割は現在、「川下り」をはじめとする観光資源としても注目されている。これら公共用水域の水質保全の観点から河川等の状況把握・資料収集を目的として、同市は水質調査を継続して行っている(市内32地点・毎月2回)。今回、柳川市地域婦人会連絡協議会に採水を委託し、水の汚れを調べる目安であるBOD(生物化学的酸素要求量)を測定したところ、掘割(南徳益流川橋西側)で13.4㎎/L(年間の平均値)となり、32地点の平均は5.0mg/Lとなった。同市の都市計画マスタープラン(平成28年3月)において、河川や海、掘割の水質汚濁の一因として汚水処理の整備の遅れがあると指摘し、今後も整備を推進するなど、市民の誇りとなっている「掘割」等の水質改善を推進すると示している。これまでの水質調査結果は市のホームページで公開している。

情報源 柳川市 新着情報
機関 柳川市
分野 水・土壌環境
キーワード BOD | 水質汚濁 | 水質保全 | 水質調査 | 柳川市 | 掘割 | 川下り | 柳川市地域婦人会連絡協議会
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