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 NEDO、石炭火力発電所におけるアンモニア混焼技術開発を加速

発表日:2021.05.24


  (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/アンモニア混焼火力発電技術 研究開発・実証事業[委託事業・助成事業]」の新規採択テーマを公表した。同事業は、2020年12月に経済産業省が中心となり策定された「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」を踏まえ、石炭火力発電所における脱炭素燃料として有望視されているアンモニアの利用拡大、ひいてはカーボンリサイクル・燃料アンモニア産業の創出を目指して実施されるもの。今回、要素技術開発として「CO2フリーアンモニア燃料 火力発電所での利用拡大に向けた研究開発[電源開発(株)ほか1社・2機関・1大学]」を、実証研究として「100万kW級石炭火力におけるアンモニア20%混焼の実証研究[(株)JERA、(株)IHI]」を採択した。石炭火力発電所から排出されるCO2を2030年からの中長期で一層削減するとともに、アンモニアをはじめとする水素エネルギーの社会実装を推進するという(事業期間:2021~2024年度、全体予算:110億円)。

情報源 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 プレスリリース
機関 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード 経済産業省 | 水素エネルギー | 石炭火力発電所 | カーボンリサイクル | 次世代火力発電 | 2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略 | アンモニア混焼 | 脱炭素燃料 | カーボンリサイクル・燃料アンモニア産業 | CO2フリーアンモニア
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