経済産業省は、カーボンリサイクル技術ロードマップを改訂したと発表した。同ロードマップは、2019年6月に、カーボンリサイクル技術について、目標・技術課題・フェーズ毎の目指すべき方向性を設定し、広く国内外の政府・民間企業・投資家・研究者など関係者に共有し、イノベーションを加速する目的で策定されたもの。策定後、国内外においてカーボンリサイクル技術に係る研究開発・事業化が加速し、国際的な連携等に多岐に亘って大きな進展があり、加えて「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」策定、グリーンイノベーション基金の創設があり、今回、それらを踏まえて改訂が行われた。ロードマップの具体的な改訂のポイントとしては、1)進展のあった新たな技術分野であるDAC(大気中からCO2を直接回収する技術)や合成燃料(CO2と水素を合成して製造されるカーボンフリーな脱炭素燃料)を追記、2)カーボンリサイクル製品(汎用品)の普及開始時期を2040年頃に前倒し、3)国際連携の取組を追記である。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
経済産業省 資料PDF |
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | CO2 | 経済産業省 | イノベーション | カーボンリサイクル | カーボンリサイクル技術ロードマップ | グリーン成長戦略 | 2050年カーボンニュートラル | グリーンイノベーション基金 | DAC | カーボンフリーな脱炭素燃料 |
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