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 経産省、ITサービスのエネルギー効率指標が国際規格になったと発表

発表日:2021.06.21


  経済産業省は、ITサービスのエネルギー効率を的確に評価できる国際規格が発行されたことを公表した。AIや5Gなどの技術を活用し、スマートシティや再生可能エネルギー事業などITサービスの活用が期待されている。一方で、このようなITサービスはクラウドで実現される傾向にあることから、データセンタの消費電力量は今後も増加することが予測されており、その省エネルギー化が課題となっていた。今回、国際標準規格「ISO/IEC 23544:2021 Information Technology – Data Centres – Application Platform Energy Effectiveness (APEE)」が発行されたことを紹介した。この規格では、ITサービスが提供する価値と、その提供のために使用した電力量から、エネルギー効率を算出する。具体的には、構築したアプリケーションプラットフォーム上でベンチマークとなるプログラムを実行し、得られたITサービスの価値をIT機器の消費電力量で割ったものを、エネルギー効率とする。特定のITサービスや分野の測定に縛られているものではなく、将来出てくるサービスにも対応可能としている。この規格が活用されることで、国内外において省エネルギーに着目したソフトウェアの市場が活性化し、ITサービスのさらなる省エネルギー化が進み、脱炭素社会の実現に貢献することが期待されるという。

情報源 経済産業省 ニュースリリース
機関 経済産業省
分野 環境総合
キーワード ISO | エネルギー効率 | スマートシティ | ベンチマーク | 国際標準 | AI | 脱炭素社会 | 5G | アプリケーションプラットフォーム | ITサービス
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