環境省は、令和3年度「サプライチェーンの脱炭素化推進モデル事業」に参加する企業を募集すると発表した(募集期間:令和3年7月5日~7月30日)。パリ協定において、企業等の非政府主体の排出削減が求められ、グローバルに活動を行う大企業を中心にSBT(Science Based Targets)等の脱炭素経営の取組が広がっている。我が国の温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロとするためには、脱炭素に向けた取組を、個別企業における取組に加え、サプライチェーン全体に広げていくことが重要とされる。同事業は、SBT等の目標の達成に向けた企業の具体的な削減行動促進と、参加企業が目標達成に向けた課題に排出削減対策の検討や実行計画策定を支援し、我が国における排出削減のロールモデル企業の創出とその横展開を目指すもの。支援内容としては、企業を取り巻く状況や戦略を踏まえて、脱炭素経営に取り組む経営戦略上の目的・意義を明確化するための検討、具体的な削減対策の検討、実行計画の策定等となっている。対象企業はSBT認定取得済企業(認定申請中含む)の他、サプライチェーン全体で中長期削減取組の目標を設定等している企業を含めて5社程度としている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 環境省 | サプライチェーン | パリ協定 | SBT | 脱炭素経営 | 脱炭素 | ロールモデル企業 | サプライチェーンの脱炭素化推進モデル事業 | 中長期削減取組 |
関連ニュース |
|