新潟県は、既に廃止して処分を検討している旧新発田地区職員住宅(新発田市)で、外装塗材にアスベストが含有していることが判明したと発表した。同県では、当該建物を解体することなく残置した状態で、建物付物件(土地)として一般競争入札により売却する予定だった。今回、アスベスト含有状況調査をした結果、外装塗材の一部にアスベストが含有されていることが判明した。これを受けて、同県は、競争入札の落札者が解体工事を実施する際には、 アスベストが周辺に飛散することのないように関係法令を遵守し、周辺の安全に十分に配慮して施工することを条件として入札に付すとしている。