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 名古屋市、「都心の生きもの復活事業」モデル事業の実施団体を募集

発表日:2021.08.23


  名古屋市は、「都心の生きもの復活事業」モデル事業の実施団体を募集すると発表した(募集期間:令和3年8月23日~9月10日)。同市は、平成22年に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議を契機に、なごや生物多様性センターを設立し、市民団体等との協働により、郊外を中心に身近な自然の保全・再生を進めてきたが、都心部における取り組みや、生物多様性に関する理解が課題と考えられた。また、令和8年の第20 回アジア競技大会、令和9年のリニア中央新幹線の開業等を見据え、名古屋駅・栄地区を中心に急速に再開発が進んでおり、まちづくりに生物多様性への配慮が必要であると捉えた。同事業は、都心において事業者・市民団体等との協働により、生態系の回復をはかり、生物多様性の大切さを伝える場の創出を進め、さらには都心における生きものの生息状況等の基礎調査を行い、都心で生物多様性に配慮した緑化を協働により試行的に行うもの。今回、モデル事業を実施する事業者や市民団体等を募集する。なお、令和4年度には、生物多様性に配慮した緑化に取り組もうとする事業者・市民団体等向けのガイドラインの策定、令和5年度以降は協働による事業の本格展開を予定しているという。

情報源 名古屋市 報道発表資料(PDF)
機関 名古屋市
分野 自然環境
環境総合
キーワード 生物多様性 | 生物 | 生物多様性条約 | 名古屋市 | なごや生物多様性センター | 都心の生きもの復活事業 | 都心 | 生態系|緑化
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