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 福岡市、令和2年度アスベスト対策の取組を報告

発表日:2021.08.25


  福岡市は、アスベスト対策について令和2年度の取組状況を取りまとめたと公表した。同市では、「福岡市環境保全プロジェクト推進本部アスベスト対策調整部会」を設置し、平成25年度にアスベスト対策の基本方針となる「アスベスト対策推進プラン」、平成30年度には、災害時の損壊建築物等からのアスベスト飛散防止等の内容を追加した「福岡市アスベスト対策推進プラン(第二次)」を策定し、総合的な対策を推進するとともに情報提供に努めている。令和2年度に、市有建築物で新たに6施設でアスベスト等の使用が確認されたが、6施設のうち2施設は令和2年度中に除去済み、4施設は令和3年度中に除去予定となっている。⺠間建築物(延べ面積1,000㎡以上)では、新たな吹付けアスベスト等の報告はなく、平成17年度から令和2年度までに報告のあった342件のうち、324件が処理済み(未処理:18件)となっている。社会福祉施設等及び病院施設では、新たに1施設でアスベスト等の使用が確認されたという。今後、アスベスト等の使用が確認できた施設については、早期に処理工事を行うなど対応していくという。

情報源 福岡市 記者発表資料
機関 福岡市
分野 健康・化学物質
大気環境
キーワード アスベスト | 福岡市 | アスベスト飛散防止 | 福岡市環境保全プロジェクト推進本部アスベスト対策調整部会 | アスベスト対策推進プラン | 吹付けアスベスト | 処理工事
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