福岡市は、市有建築物等における吹付けアスベスト等の使用状況について、平成24年3月31日現在(民間建築物は同年5月31日現在)の調査結果を公表した。これによると市有施設については、一般施設1,365施設、市営住宅102団地を調査した結果、新規にアスベストが発見された施設はなかった。また、社会福祉施設等及び病院施設については、566施設のうち、46施設(うち未処理施設は6件)で使用が確認され、未処理施設が2件増加した。さらに、民間建築物は5,241棟を自主調査し、建築基準法で規制される吹付けアスベスト等の使用が確認された建築物は347棟(うち未処理で指導中の建築物は47棟)で、未処理施設が10件減少した。同市では、処置済み施設については、アスベストの状態を継続的に監視し、必要に応じた除去を行っていくとともに、新たにアスベストが見つかった場合は、除去を行うなど適切に対応していくという。
情報源 |
福岡市 記者発表(PDF)
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機関 | 福岡市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 建築物 | アスベスト | 処理 | 施設 | 除去 | 大気汚染防止法 | 福岡市 |
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