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 国交省、海の次世代モビリティを用いた実証実験の選定結果を発表

発表日:2021.09.03


  国土交通省は、「令和3年度海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」を選定したと発表した。同省では、ASV(小型無人ボート)やいわゆる海のドローンとして活用が期待されるAUV(自律型無人潜水機)、ROV(遠隔操作型無人潜水機)等の「海の次世代モビリティ」を活用した沿岸・離島地域の海域利活用に係る課題解決を推進している。同事業は、「海の次世代モビリティ」技術と海域利用者のニーズとのマッチングにより、海の次世代モビリティの我が国沿岸・離島地域における新たな利活用を推進するもの。令和3年7月27日から8月17日まで募集し、有識者による審査委員会を経て、「ズワイガニ資源量推定におけるAUV活用(いであ(株))」、「真珠養殖業におけるROVを活用した海洋環境調査の有効性実証((株)NTTドコモ)」、「ローカルシェアモデルによるROVを用いた港湾施設点検の実用化実験(静岡商工会議所)」、「海洋ゴミ問題解決のための「ASVと自律型ROVの一体連動による海上・海中・海底調査システム」の実用化(長崎大学)」、「小型ASVを用いたウニ密度マップによる効率的な駆除方法の検討((株)マリン・ワーク・ジャパン)」、「ROV搭載型ベントス回収装置の実証実験(三井造船特機エンジニアリング(株))」の6件を選定した。

情報源 国土交通省 報道発表資料
〔参考〕令和3年度海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業選定事業の概要(PDF)
機関 国土交通省
分野 環境総合
キーワード 国土交通省 | 海の次世代モビリティ | 小型無人ボート | 海洋環境調査 | 海洋ゴミ問題 | 無人潜水機 | ベントス | ASV | AUV | ROV
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