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 海の次世代モビリティを用いた令和4年度の実証実験を選定　国交省

  国土交通省は、「令和4年度海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」を選定したと発表した。同省では、ASV（小型無人ボート）やいわゆる海のドローンとして活用が期待されるAUV（自律型無人潜水機）、ROV（遠隔操作型無人潜水機）等の「海の次世代モビリティ」を活用した沿岸・離島地域の海域利活用課題の解決を推進している。今回、「海の次世代モビリティ」技術と海域利用者のニーズとのマッチングにより、我が国沿岸・離島地域における新たな利活用を推進する「令和4 年度海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」について、有識者による審査委員会を経て、1)「AUV-ASV 連結システム」を用いた洋上風力発電設備の海中部点検（(国研)海上・港湾・航空技術研究所　海上技術安全研究所）」、2)「持続可能な漁場育成のための自律型海洋ロボットシステムを活用した海の可視化（加太漁業協同組合）」、3)「高精度音響位置決め技術を基盤としたROV による浮体構造物や船の水中部分の調査・検査の実現（(株) ディープ・リッジ・テク）」、4)「ASV 及びROV を活用した迅速な航路異物の把握（(株)FullDepth）」、5)「ROV を用いた大型へい死魚の効率的な回収方法の検討（（株）マリン・ワーク・ジャパン）」を選定した。