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 国交省、海の次世代モビリティを用いた実証実験を選定

発表日:2023.10.17


  国土交通省は、「令和5年度海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」を選定した。「海の次世代モビリティ」は、ASV(小型無人ボート)やいわゆる海のドローンとして活用が期待されるAUV(自律型無人潜水機)、ROV(遠隔操作型無人潜水機)等。我が国の沿岸や離島地域は、高齢化と過疎化による担い手不足、インフラ老朽化、海域の自然環境劣化等の課題を抱えている。同省は、これらの課題解決のため、「海の次世代モビリティ」の製造・運用者と地方自治体や海域利用者等のユーザーが共同で実施する実証実験を広く公募している。今回、有識者の審査により、「マルチビームソナー搭載ASVによる広域藻場調査の実用化検証((地独)山口県産業技術センター)」、「多項目水質計搭載のAUVによる水質の三次元測定技術の有効性検証((株)エイト日本技術開発)」、「ROVによる水中構造物や船底の清掃手法の実証((株)ディープ・リッジ・テク)」、「ROVを用いた海洋構造物の腐食防止のための研掃工程の実証実験((一社)日本磁気吸着工法協会)」、「ROVを用いた矢板の高圧洗浄・肉厚測定に関する検証((株)FullDepth)」の5件を選定したという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 環境総合
キーワード 自律型無人潜水機 | 海の次世代モビリティ | 小型無人ボート | 遠隔操作型無人潜水機 | ASV | AUV | ROV
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