環境省は、令和3年度「革新的な省CO2実現のための部材や素材の社会実装・普及展開加速化事業」新規課題の公募を開始すると発表した(募集期間:令和3年9月24日~10月25日)。革新的な省CO2実現に向けて実用化・製品化に向け開発してきた、窒化ガリウム(GaN)、セルロースナノファイバー(CNF)等の部材や素材の社会実装・普及展開を加速化が必要であるが、こうした新素材技術は性能向上やコスト面で課題と考えられている。同事業は、省CO2性能の高い部材や素材を活用した低コスト化技術の開発、安全性・信頼性・省エネ効果・品質向上策等の検証等を実施し、革新的部材・素材を量産向けの実製品に実装する段階の普及を支援・推進し、第五次環境基本計画における大幅なCO2削減の目標達成を目指すもの。今回、次世代高効率ICT装置の量産機開発・実証を募集テーマとして、同省が推進する大口径GaN基板の開発状況を踏まえたGaNデバイス、電力損失を従来製品比で10%以上削減したRFモジュールの開発、電力損失を従来製品比で30%以上削減した製品化可能なサーバ実機搭載の運用実証の達成を掲げている。新規採択課題の1課題当たりの単年度の予算額は4億円を上限とし、応募の詳細は、同省のホームページで確認できるという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境省 | CNF | GaN | 省CO2 | 第五次環境基本計画 | 窒化ガリウム | 社会実装 | セルロースナノファイバー | 革新的な省CO2実現のための部材や素材の社会実装・普及展開加速化事業 | RFモジュール |
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