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 三重県、流域治水対策に向けた「田んぼダム」実証実験を開始

発表日:2021.10.12


  三重県は、流域治水対策に向けた田んぼダムの実証実験を開始する。田んぼダムは、農業・農村が持つ多面的機能の一つである、水田の保水・貯留による洪水調節機能により、水田の排水桝に田んぼダム用の堰板を追加し、水田の貯留機能を増強し、ゆっくり排水することで、一度に川に流れ出す水量を減らすという取組のこと。同県では、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動を支援する多面的機能支払交付金により、令和3年度には、安濃川や雲出川流域(津市)、三渡川流域(松阪市)で計4地区に渡って取組を進めていた。今回、新たに「清菅SHKクラブ(松阪市)」が、約20haの水田にて実証実験に取組むことになった。同県は、田んぼダム用の堰板の譲渡式を令和3年10月14日に開催するという。併せて、取組概要説明が行われる。

情報源 三重県 報道発表資料
機関 三重県
分野 自然環境
環境総合
キーワード 実証実験 | 三重県 | 松阪市 | 田んぼダム | 洪水調節機能 | 堰板 | 多面的機能 | 多面的機能支払交付金 | 清菅SHKクラブ
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