国内ニュース


 NEDO、カーボンリサイクル技術開発事業・新規6テーマを発表

発表日:2021.10.15


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/CO2排出削減・有効利用実用化技術開発(事業期間:2021~2025年度、事業総額:130億円)において、新たに6つのテーマを採択した。同事業は、「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」のキーテクノロジーに位置付けられている、火力発電などで排出されるCO2を資源ととらえ、化学品や燃料、鉱物へ有効利用する技術の開発を推進するもの。2021年度は7テーマを採択しており、今回新たに、化学品分野のテーマ(委託予定先)として「CO2 を原料とした直接合成反応による低級オレフィン製造技術の研究開発(株式会社IHI)」ほか1件を採択し、燃料分野では「大規模な CO2-メタネーションシステムを用いた導管注入の実用化技術開発(株式会社INPEX)」、鉱物分野では「製鋼スラグを活用した CO2固定化プロセスの開発(株式会社神戸製鋼所、株式会社神鋼環境ソリューション)」ほか2件を採択した。

情報源 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 ニュースリリース
機関 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 
分野 環境総合
キーワード 火力発電 | 燃料 | 製鋼スラグ | 化学品 | 鉱物 | 低級オレフィン | グリーン成長戦略 | 2050年カーボンニュートラル | CO2-メタネーション | CO2固定化
関連ニュース

関連する環境技術