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 福井県、カモシカの保護と対応についてWEBページを公開

発表日:2021.10.29


  福井県は、特別天然記念物のカモシカ(学名:Capricornis crispus)が市街地などでも見受けられるようになっていることから、カモシカの特性、見かけたときの対応方法等に関する情報をホームページで公開した。同県によると、ニホンカモシカは嶺北一円に生息しており、人里での目撃情報が増えているという。カモシカ保護地域は、昭和54年以降、文化庁において全国で設定されており、同県には「伊吹・比良山地カモシカ保護地域」および「白山カモシカ保護地域」の2つの調査地域がある。同地域では、カモシカの生息状況を把握するため、各都道府県の教育委員会により、毎年行う通常調査および5年ごとの特別調査が実施されている。カモシカの生息動向や、食害などに関する情報の継続的な収集が行われ、その結果は文化庁に集約されている。今回、同県はホームページ上に「カモシカの保護と対応について」を掲載し、市街地や人里でカモシカを見かけても様子を見守るのが原則など対応方法等を公開したという。

情報源 福井県 報道発表資料
〔参考〕カモシカの保護と対応について
機関 福井県
分野 自然環境
キーワード 市街地 | 文化庁 | 保護地域 | 福井県 | 特別天然記念物 | カモシカ | 食害 | 伊吹・比良山地カモシカ保護地域 | 白山カモシカ保護地域
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