沖縄奄美自然環境事務所は、ノグチゲラ(学名:Sapheopipo noguchii)の巣立ちがこれまで確認されていた地点よりも南下していたことを公表した。ノグチゲラは、沖縄島北部やんばる地域に生息する中型のキツツキで、やんばる地域の固有種。環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠA類に属する、国内希少野生動植物種であり、国の特別天然記念物となっている。同省では、平成10年より保護増殖事業計画に基づき、生息状況調査や営巣木密度調査等の保護増殖事業を実施している。令和5年5月14日、名護市内でノグチゲラの巣立ち雛が確認された。平成27年に名護市源河で営巣と繁殖が初確認されていたが、今回確認された地点はこれよりさらに南の地点での確認であり、ノグチゲラの生息域拡大の証拠となる重要な事例となるという。
情報源 |
沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料
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機関 | 沖縄奄美自然環境事務所 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 固有種 | 生息域 | 特別天然記念物 | 国内希少野生動植物種 | 絶滅危惧ⅠA類 | 沖縄奄美自然環境事務所 | ノグチゲラ | キツツキ | 名護市 | やんばる地域 |
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