三重県は、令和2年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、国土交通省地方整備局や県内市町と連携し、大気や水質等におけるダイオキシン類の環境調査を実施している。大気調査は、25地点で測定を行い、全ての地点で環境基準(年平均値0.6pg-TEQ/m3以下)を達成した。水質調査では、河川50地点、海域3地点および地下水7地点で測定を行い、河川では48地点、海域及び地下水では全ての地点で環境基準(年平均値1pg-TEQ/L以下)を達成した。環境基準を超過した2地点(金沢川千代崎樋門(鈴鹿市)、笹笛川八木戸橋(明和町))は、上水道の取水源はなく、健康への影響が生じる濃度レベルではなかった。地質調査においては、河川28地点、海域3地点(県測定分3地点)で測定を行い、全ての地点で環境基準(150pg-TEQ/g以下)を達成した。土壌調査では、11地点で測定を行い、全ての地点で環境基準(1,000pg-TEQ/g以下)を達成した。同県では、ダイオキシン類対策特別措置法に基づき、県内の環境調査を実施し、状況把握を継続していくとしている。
情報源 |
三重県 報道発表資料
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機関 | 三重県 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | 大気 | 水質 | 土壌 | 環境調査 | 地質 | ダイオキシン類対策特別措置法 | 三重県 | ダイオキシン類 | 明和町 | 鈴鹿市 |
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