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 沖縄県、軽石大量漂着・漂流について基本的対処方針を発表

発表日:2021.11.22


  沖縄県は、令和3年8月に福徳岡ノ場の噴火によって発生し、沖縄県及びその近海に漂流・漂着した軽石について、基本的対処方針をとりまとめ公表した。基本的対処方針では、県民生活及び水産業、観光業等への影響を最小限に抑えるため、県民、NPO、市町村、学術研究機関、国等あらゆる機関・関係者と連携して、回収、利活用を推進するとしている。また、漂流・漂着の状況、回収、利活用の状況等について、県民に分かりやすく伝えるため、県のホームページで必要な情報を遅滞なく公開する。技術、費用等支援を行うことにより、市町村等が実施する回収の円滑な実施を促進すること、漂流・漂着している軽石の回収、利活用等の方法について、国、学術研究機関の調査研究結果等の情報収集を行うとしている。さらに、国、市町村等と情報共有、協議を行い、回収した軽石の保管に必要な保管場所を確保する。保管については、関係法令を遵守するとともに、周辺の生活環境に支障が生じないよう必要な措置を講ずる。回収した軽石の利活用(残土処分等も含む)の方法について、早急に確認、開発するとともに、民間等のアイデアも活用して、多様な方法を実現するために必要な措置を行う。回収・利活用に必要な予算の確保に努めるという。

情報源 沖縄県 沖縄県への軽石大量漂着・漂流について
機関 沖縄県
分野 自然環境
キーワード 研究機関 | 水産業 | 沖縄県 | 利活用 | 保管場所 | 観光業 | 軽石 | 漂着軽石 | 基本的対処方針 | NPO
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