環境省は、令和2年度農用地土壌汚染防止法(農用地の土壌の汚染防止等に関する法律)の施行状況を公表した。同省では、農用地土壌汚染防止法に基づき、農林水産省とともに農用地の土壌汚染対策を進めており、令和2年度における結果は以下の通りであった。1)常時監視の結果、農用地土壌汚染対策地域の指定要件に係る基準値を超過したカドミウムが3地域で検出された。2)新たに農用地土壌汚染対策地域に指定された地域、農用地土壌汚染対策計画が策定又は変更された地域はなかった。令和2年度末までに農用地土壌汚染対策地域として指定された地域は累計で73地域、うち既に指定解除された地域は57地域、現在も農用地土壌汚染対策地域として指定されている地域は16地域(部分解除された地域を含む)となっている。3)令和2年度末時点の農用地土壌汚染対策事業等完了面積は7,144 haであり、指定要件基準値を超過、又は超過するおそれが著しい地域の面積の94.1%で農用地土壌汚染対策事業等を完了している。
情報源 |
環境省 報道発表資料
令和2年度農用地土壌汚染防止法の施行状況(PDF) |
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 農林水産省 | カドミウム | 常時監視 | 農用地 | 土壌汚染対策 | 農用地土壌汚染対策地域 | 指定要件基準値 |
関連ニュース |