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 農水省、「みどりの食料システム戦略」を推進する委託PJ研究を公募

発表日:2022.01.11


  農林水産省は、令和4年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうち農林水産研究の推進(委託プロジェクト研究)」を公募する(公募期間:令和4年1月11日~2月28日)。公募課題は、「現場ニーズ対応型研究」、「革新的環境研究」、「アグリバイオ研究」の3つの課題に大別される。「現場ニーズ対応型研究」では、1)有機農業推進のための深水管理による省力的な雑草抑制技術の開発、2)輪作体系における持続的な小麦生産の実現に向けた減化学肥料・減化学農薬栽培技術の確立、3)子実用とうもろこし(国産濃厚飼料)の安定多収生産技術の開発、4)鶏及び豚の快適性により配慮した飼養管理技術の開発がテーマになっている。革新的環境研究では、1)省力的なIPMを実現する病害虫予報技術の開発、2)針葉樹樹皮のエシカルプラスチック等への原料化、3)畜産からのGHG排出削減のための技術開発、4)魚介類養殖における気候変動に左右されない強力な赤潮対応技術の開発の4つのテーマで募る。アグリバイオ研究として、昆虫(カイコ)テクノロジーを活用したグリーンバイオ産業の創出プロジェクトを募集する。なお、公募説明会は、令和4年1月20日にオンライン形式で開催する。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 環境総合
キーワード 農林水産省 | 赤潮 | 有機農業 | みどりの食料システム戦略 | エシカルプラスチック | グリーンバイオ産業 | 病害虫予報 | 減化学農薬 | 国産飼料 | 輪作
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