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 NEDO、コンクリート・セメント分野のカーボンリサイクル技術開発に着手

発表日:2022.01.28


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、グリーンイノベーション基金事業の一環として、「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」に着手した(実施期間:2021~2030年度予定、NEDO支援規模:500億円)。同事業は、2021年6月18日に経済産業省等が策定した「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」の実行計画に位置付けられた14の重点分野を対象とする総額2兆円規模の研究開発事業。官民で野心的かつ具体的な目標を共有した上で、これに経営課題として取り組む企業などを研究開発・実証から社会実装まで最長10年間継続して支援する。コンクリートやセメントへのCO2利用については、CO2を大規模に固定できる可能性があることや、生成物が安定していることから、早期の社会実装に向け日本や米国、欧州での研究開発・実証が本格化している。同プロジェクトでは、実用化に向けた用途拡大や、低コスト化などの課題を解決するために、4つのテーマ(研究開発項目)を設定し、社会実装モデルの構築を目指す。今回、「CO₂排出削減・固定量最大化コンクリートの開発」と「CO₂排出削減・固定量最大化コンクリートの品質管理・固定量評価手法に関する技術開発」において、革新的カーボンネガティブコンクリートの材料・施工技術及び品質評価技術の開発(実施予定先:鹿島建設株式会社ほか2社)など3件を採択した。また、「製造プロセスにおけるCO₂回収技術の設計・実証」と「多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」において、CO₂回収型セメント製造プロセスの開発(実施予定先:太平洋セメント株式会社)を採択した。

情報源 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 報道発表
機関 (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
分野 環境総合
キーワード LCA | LCC | 2050年カーボンニュートラル | グリーンイノベーション基金事業 | カーボンネガティブコンクリート | CARBON POOLコンクリート | カーボンリサイクルセメント | NSPキルン | CO2回収型仮焼炉 | LCCO2
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