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 観光庁、サステナブルな観光コンテンツ強化モデル事業(調査)の実施者を公表

発表日:2022.04.27


  観光庁は、「サステナブルな観光コンテンツ強化モデル事業(調査事業)」の事業実施者を公表した。持続可能な観光の推進においては、各地域に引き継がれた自然環境、文化・歴史、伝統産業等を観光資源としてフル活用し、同時に、経済・社会・環境の正の循環によりそれらの持続可能性や価値を更に高める仕組みを、観光サービス・地域づくりに実装する必要がある。同事業は、地域の魅力を深く味わい、かつその持続可能性に来訪者も貢献できるような工夫を織り込んだコンテンツ造成や環境整備を支援するもの。更に、現場から必要な知見を得て、取組を加速する上での課題を整理し、必要な方策や支援のあり方等を検討する。今回採択されたのは、「国内最高峰のゼロカーボンパーク構築・磨き上げ事業(申請団体名:(一社)国立公園支笏湖運営協議会、対象地域:北海道千歳市)」「世界遺産の松を五感で満喫!『松のアミューズメントパ-ク・三保松原』構想(株式会社Otono、静岡市)」など22件。今後、専門家による事業内容等のコーチング(改善指導等)を通して、地域と専門家等が併走し、地域資源を活用した観光の取組から得られる経済的、社会的な利益が地域資源の保全や地域コミュニティへ還元される仕組みを構築するような、サステナブルな観光コンテンツの強化を目指すという。

情報源 観光庁 トピックス
機関 観光庁
分野 地球環境
自然環境
環境総合
キーワード 世界遺産 | 国立公園 | 地域資源 | 千歳市 | 観光庁 | 観光資源 | 持続可能な観光 | ゼロカーボンパーク | サステナブルな観光 | コーチング
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