環境省は、2021年に登録された2つのゼロカーボンパークにおける取組を紹介した。ゼロカーボンパークとは、国立公園における電気自動車等の活用、利用施設における再生可能エネルギーの活用、地産地消等の取組を進めることで、国立公園の脱炭素化を目指し、脱プラスチックも含めてサステナブルな観光地づくりを実現していくエリアをいう。同省では、2021年3月23日に「中部山岳国立公園(乗鞍高原、松本市)」をゼロカーボンパークとして初認定し、同年6月25日に「伊勢志摩国立公園(志摩市)」を全国で2番目のゼロカーボンパークに登録していた。
乗鞍高原では、ふれあいパーク乗鞍においてセミナーやワークショップなどで構成される「のりくら高原ゼロカーボンフォーラム」を開催(令和3年6月29日)する。新たにゼロカーボンパークに登録された志摩市では、海岸林の再生に向けて植樹活動を実施するほか、公共施設の照明設備のLED化の推進、小学校や幼稚園等での太陽光発電施設の導入推進等による脱炭素の取組みなどにより、サステナブルな観光地づくりを目指すとしている。
情報源 |
中部地方環境事務所 報道発表資料
信越自然環境事務所 報道発表資料 |
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機関 | 中部地方環境事務所 信越自然環境事務所 環境省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 国立公園 | 伊勢志摩国立公園 | 脱炭素化 | LED化 | 太陽光発電施設 | 脱プラスチック | ゼロカーボンパーク | 乗鞍高原 | 中部山岳国立公園 | サステナブルな観光地 |
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