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 国交省、レーダ雨量“生データ”の配信開始(水防災オープンデータ提供サービス)

発表日:2022.04.28


  国土交通省は、「水防災オープンデータ提供サービス」において新たに雨量レーダで観測した解析処理前のデータを配信する。同サービスでは、国が観測したレーダ雨量、都道府県を含む雨量・水位、カメラ画像等の河川情報数値データを、配信事業者(一般財団法人河川情報センター)を通じて、民間事業者など受信希望者に対して配信している。これまで、カーナビにおける降雨エリア情報の表示や、ヤフー(株)のインターネット天気予報サービスにおいて全国河川水位情報の表示などに活用されてきた。今回、新たに解析処理前の観測データを配信することとし、利用の受付を開始する。このデータを用いて民間主導で三次元解析などが実施されることにより、民間事業者による予測解析精度の向上のほか、ゲリラ豪雨のような突発的な雨雲の発達過程を捉えるなどの民間技術の促進が期待される。受信希望者は、有償(実費相当額を賄う範囲内)でデータ配信を受けることができるという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 水・土壌環境
環境総合
キーワード 民間事業者 | 雨量 | ゲリラ豪雨 | オープンデータ | 水防災オープンデータ提供サービス | 雨量レーダ | 河川情報数値データ | 配信事業者 | 河川情報センター | 三次元解析
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