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 データが語り、伝える!一般廃棄物の実態と未来への展望

発表日:2024.02.19


  国立環境研究所・環境情報部はWebコンテンツ『一般廃棄物(ストーリーマップ形式)』をリリースした。旧厚生省・環境省(旧環境庁)は1970年代から「一般廃棄物処理実態調査(以下『実態調査』)」を毎年実施している。実態調査は”世界的にみても貴重な廃棄物統計”であり、同研究所は2019年にその長期時系列データ閲覧システムを構築している。本コンテンツは、閲覧システムを運用している同研究所・資源循環領域と環境情報部の協働によって生み出された、閲覧システムの導入編と言えるもの。インタラクティブなマップやデータビジュアライゼーションによって実態調査の信頼性や有用性などを表現している。ユーザーにとって最大の魅力は、主要なデータ(1人1日当たり排出量・最終処分・リサイクル率・売電量)を視覚的に探索し、全国の概況や地域の実態、それらの経年変化を簡単に確認できること。廃棄物の適切な処理やリサイクル、資源有効活用に係るオープンデータの新しい方向を示唆するものであり、多様な環境情報提供シーンにおける応用展開が期待される。

情報源 環境GIS「一般廃棄物 1人1日当たり排出量、最終処分量、リサイクル率、売電量」
機関 国立環境研究所
分野 ごみ・リサイクル
環境総合
キーワード 環境省 | 一般廃棄物 | リサイクル率 | 売電量 | 最終処分量 | オープンデータ | 環境展望台 | 1人1日当たり排出量 | 一般廃棄物処理事業実態調査 | ArcGIS StoryMaps
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