環境省は、令和3年度環境省補助事業「オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電供給モデル創出事業」の実施結果を発表した(第1次公募期間:令和3年4月28日~令和3年6月7日、第2次公募期間:令和3年6月11日~令和3年7月9日)。同事業は、長期的かつ低廉な価格の太陽光発電の供給を促進することを目的として、脱炭素化の推進に資するオフサイトコーポレートPPAで太陽光発電による電力を供給する事業者に対し設備等導入支援を行うもの(補助対象経費の1/3、上限:1億5千万円)。オフサイトコーポレートPPAとは、再エネ電源の所有者である発電事業者と電力の購入者が、事前に合意した価格及び期間で再エネ電力の売買契約を締結し、需要地ではないオフサイトに導入された再エネ電源で発電された再エネ電力を、一般の電力系統を介して当該電力の購入者へ供給する契約方式をいう。今回、1)北陸電力ビズ・エナジーソリューション×セブン‐イレブン・ジャパン、2)グリーンエナジーコネクト×清水建設、3)みんなパワー×花王、高砂熱学工業、4)三井住友トラスト・パナソニックファイナンス×みんなパワー×三井住友トラスト総合サービス、5)ジェネックス×花王他5件を補助対象として決定した。