環境省は、令和4年度「脱炭素×復興まちづくり」FS事業（フィージビリティー・スタディ事業）を採択したと発表した。同事業は、福島県浜通り地域の「脱炭素」と「復興」の両立に向けた取組を推進するため、環境再生事業と連携し、「脱炭素×復興まちづくり」の先進モデル創出を目的としている。今回、8件の応募があり、外部専門家から成る審査委員会における審査の結果、「中型・小型風車及び水車を活用した再生可能エネルギーによる脱炭素・復興まちづくりに係る実現可能性調査（代表業務責任者：アクセンチュア株式会社(株)）」、「再生可能エネルギー・蓄電・排熱利用による「脱炭素×地域共生型」データセンターを中核とした復興事業モデルに係る実現可能性調査（同：(株)エックス都市研究所）」、「バイオガス発電によるエネルギーや資源の地産地消を通じた復興事業モデルに係る実現可能性調査（同：応用地質(株)）」「CO2のネットゼロ化（ゼロカーボン）を目指したワイン事業による復興まちづくりに係る実現可能性調査（同：日本工営(株)）」の4件を採択したという。