環境省は、福島県浜通り地域における脱炭素まちづくりを進めるため、再生可能エネルギーの導入等に係るプロジェクトを公募する。東日本大震災から11年が経過し、除染や特定廃棄物等の処理を通じた環境再生はもとより、環境省と福島県が締結した「福島の復興に向けた未来志向の環境施策推進に関する連携協力協定」(令和2年8月)のもと、福島の本格的な復興・再生が求められるステージを迎えつつあるとのこと。他方、2050年脱炭素社会の実現に向けて、再エネの最大限の導入、省エネ、蓄エネ及び資源循環に係る技術開発の一層の加速化や社会実装等に資する取組が一層求められている。同事業では、福島県浜通り地域の「脱炭素」と「復興」の両立に向けた取組を推進するため、環境再生事業と連携しつつ、脱炭素、資源循環、自然共生の視点を踏まえた、「脱炭素×復興まちづくり」の先進モデル創出に繋がることを目的としたプロジェクトを公募する。令和4年度は「脱炭素×復興まちづくり」に資するFS事業を行うという(公募期間:令和4年3月22日~4月22日)。