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 海の家で使用する食器を「土」に 由比ガ浜での取組

発表日:2022.06.29


  神奈川県は、由比ガ浜の海の家において、石油を原料とした使い捨てのプラスチック製品を、植物を原料とした生分解性のものに替え、土へ再生を目指す新しい取組を、鎌倉市海水浴場開き式で披露すると発表した。同県では、海洋プラスチックごみの無い美しい海づくりに向け「かながわプラごみゼロ」を宣言し、由比ガ浜の海の家もこの宣言に賛同し、民間企業と連携した取組を進めている。今回の取組は、石油を原料としたプラスチック削減の取組について、「由比ガ浜茶亭組合」主導により、由比ガ浜の全ての海の家で、(株)カネカから提供を受けた植物を原料とした生分解性バイオプラスチック(カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet(r))のスプーンやストロー等を使用・回収し、共和化工(株)の小型堆肥化装置を活用し、土へ再生するもの(100%植物由来のバイオプラスチック使用)。この取組を披露する場となる鎌倉市海水浴場開き式は、令和4年7月1日に由比ガ浜海水浴場にて、鎌倉市を主催として執り行われるという。

情報源 神奈川県 記者発表資料
機関 神奈川県
分野 ごみ・リサイクル
キーワード カネカ | 植物由来 | 神奈川県 | バイオポリマー | 海洋プラスチックごみ | かながわプラごみゼロ宣言 | 鎌倉市 | 堆肥化 | 生分解性バイオプラスチック | 海の家
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