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 愛知県における化学物質の環境への排出量 前年度より12.1%減

発表日:2022.06.24


  愛知県は、2020年度分の県内における化学物質の環境への排出量等を公表した。これは「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」及び「県民の生活環境の保全等に関する条例」に基づき事業者からの届出をとりまとめたもの。県内1,878事業所からの「届出排出量」は8,856トン(前年度比12.1%減)であった。事業所において製造又は使用した「届出取扱量」は307万トンで、前年度より16.7%減少した。国が推計した「届出外排出量」は1.1トンだった。そのうち、家庭からの排出量が2,302トン(21.1%)、乗り物(自動車など)からの排出量が2,609トン(23.9%)だった。製造業の盛んな愛知県では、化学物質の「全排出量」及び「届出排出量」は全国第1位となっているが、集計を始めた2001年度と比較すると、代替物質への転換など事業者の取組により「全排出量」は70.1%減少していたという。

情報源 愛知県 プレスリリース
機関 愛知県
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 自動車 | 事業所 | 製造業 | 愛知県 | 特定化学物質 | 届出排出量 | 届出外排出量 | 届出取扱量
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