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 阿寒摩周国立公園ゼロカーボンパークが弟子屈町などに拡大 複数自治体は全国初

発表日:2022.06.27


  釧路自然環境事務所は、既にゼロカーボンパークに登録されていた阿寒摩周国立公園の釧路市に加え、弟子屈町、美幌町、足寄町が新たにゼロカーボンパークに登録されたと発表した。全国で初めて複数自治体の連携によるゼロカーボンパークとなる。阿寒摩周国立公園(釧路市)は令和3年3月にゼロカーボンパークに登録され、脱炭素に向けた取組を進めていた。今回の登録で、阿寒摩周国立公園の他の自治体も連携してゼロカーボンパークの取組を進めることとなった。弟子屈町では、弟子屈町観光振興計画において、世界の持続可能な観光地を選出する「Green Destinations TOP100」への登録を目指す。足寄町、美幌町では、北海道森林バイオマス吸収量活用促進協議会においてカーボンオフセットクレジットに取り組み、適切な森林整備や管理をすることで企業活動により排出されたCO2の吸収を促進する。レストハウスなど主な国立公園利用施設では、再生可能エネルギー由来の電力調達に切り替えることなどにより2025年までにRE100の実現を目指す。環境省では、ゼロカーボンパークの実現に向けて、ゼロカーボンシティ支援に活用しているエネルギー対策特別会計予算及び自然公園等整備費等の既存予算をパッケージとして支援する他、釧路自然環境事務所が各自治体と連携をとりながら伴走支援を行う。

情報源 釧路自然環境事務所 報道発表資料
機関 釧路自然環境事務所 環境省
分野 地球環境
自然環境
キーワード カーボンオフセット | 美幌町 | 足寄町 | 弟子屈町 | 阿寒摩周国立公園 | RE100 | レストハウス | 釧路自然環境事務所 | ゼロカーボンパーク | Green Destinations TOP100
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