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 日本自然保護協会、AIを使った動物画像「自動検出アプリ」をニコンと共同開発

発表日:2022.07.13


  (公財)日本自然保護協会(NACS-J)は、(株)ニコンと事業連携し、センサーカメラで撮影した画像から動物を自動検出するアプリを共同開発した。ニコンは、NACS-Jが群馬県みなかみ町で取り組む生物多様性の復元と持続的な地域づくりを目指すプロジェクト「赤谷プロジェクト」の活動を2006年から継続的に支援している。また、両者は、2018年6月から、センサーカメラ画像に対する動物検出技術の共同研究をスタートしていた。アプリの開発は、NACS-Jが取り組む野生動物のモニタリング調査において、数万枚におよぶセンサーカメラの画像データから、動物が写っている画像と写っていない画像を目視で判別するのにかかっていた膨大な時間の短縮を目指したもの。2021年4月から行った実証実験では、「動物が写っていない」とアプリが判別した画像の検出精度は、99.6%を達成した。これにより、画像データの仕分けに要していた労力と時間の大幅な削減を実現。この結果を踏まえ、2022年4月からはこのアプリを活用する対象地点を増やし、さらなる労力削減と作業効率化に努めていくという。

情報源 (公財)日本自然保護協会 お知らせ
機関 (公財)日本自然保護協会 (株)ニコン
分野 自然環境
キーワード 野生動物 | 日本自然保護協会 | アプリ | モニタリング調査 | 赤谷プロジェクト | 自動検出 | ニコン | センサーカメラ | 動物検出技術 | 検出精度
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