(公財)世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、金融犯罪の防止を目的とした国際専門家協会ACAMS(公認AMLスペシャリスト協会)とのパートナーシップの元、違法な野生生物取引(IWT)撲滅に向けた日本語版トレーニングコースを完成させた。IWTなどの環境犯罪は、マネー・ローンダリング、詐欺、汚職など重大かつ組織的犯罪と関連した国際犯罪の一つで、この犯罪に対処するため、マネー・ローンダリング対策を応用した野生生物に関する犯罪行為の撲滅を目指す動きが加速している。両者は2020年8月にパートナーシップ協定を締結し、同年10月には、トレーニングコース『Ending Illegal Wildlife Trade-A Comprehensive Overview』(英語版)をACAMSの無料オンライン認定トレーニングコースとして提供開始した。さらに、2022年7月には中国語のコースも完成していた。今回の発表は、2022年9月7日に日本語版のトレーニングコースがリリースされたというもの。このトレーニングコースは、4つのモジュールから成り、銀行や金融機関がマネー・ローンダリングのリスクを軽減する上で考慮すべきことが、違法な野生生物取引の視点でまとめられているという。
情報源 |
(公財)世界自然保護基金ジャパン ニュース
『違法な野生生物取引の撲滅』日本語版 |
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機関 | (公財)世界自然保護基金ジャパン ACAMS |
分野 |
自然環境 環境総合 |
キーワード | 野生生物 | WWFジャパン | 日本語版 | 世界自然保護基金ジャパン | 金融犯罪 | ACAMS | 野生生物取引 | IWT | マネー・ローンダリング | 汚職 |
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