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 横須賀海軍施設へ「立ち入り調査」を実施

発表日:2022.12.15


  横須賀市、防衛省、防衛省南関東防衛局、外務省および環境省は、アメリカ海軍の横須賀基地から人体に有害な可能性のある有機フッ素化合物(PFOS等)が流出していた問題で、立ち入り調査を開始した。今回の立ち入りにおいては、排水処理施設に設置された粒状活性炭フィルターと、その稼働状況等を確認するとともに、これまでに米側が実施したサンプリング等について説明を受けたという。米側からの説明内容としては、排水処理経路、粒状活性炭フィルターの稼働状況、米側が令和4年10月28日に排水処理施設においてサンプリング、11月2日、11月18日に粒状活性炭フィルターを通した直後の水のサンプリングを実施し、その結果について説明があった。10月28日、11月2日に実施したサンプリングについては、サンプリング方法に不備があり、分析結果が得られなかったとの説明を受けた。なお、11月18日に実施した粒状活性炭フィルターを通した直後の水のサンプリング結果については、暫定目標値以下であるとの説明を受けたとのこと。また、原因究明については、排水処理施設が大きいこと、また、調査の範囲が排水処理施設の外にまで広がっているため、時間を要しているとの説明があった。引き続き早期の原因究明について求めていくという。

情報源 横須賀市 報道発表資料
機関 横須賀市
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 排水処理 | PFOS | サンプリング | 有機フッ素化合物 | 横須賀市 | 横須賀基地 | 原因究明 | アメリカ海軍 | 活性炭フィルター | 暫定目標値
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