国土交通省と環境省は、「水道におけるPFOS及びPFOAに関する調査」の最終取りまとめ結果を公表した。この調査は、水道施設におけるPFOS等の検出状況を把握し、水質基準の改正検討に活用することを目的としている。調査対象は、水道事業、水道用水供給事業、専用水道で、調査期間は令和6年5月29日から9月30日までであった。──本調査では、全国の水道事業者等からの回答をもとに、水質検査の実施状況や検出結果を集計することで、PFOS等検出状況の正確な把握を図っている。主な結果として、令和6年度の時点で暫定目標値を超過した事業数は0であり、過去の検査結果と比較しても減少傾向にあることが確認された。また、専用水道においても同様の傾向が見られ、対策が進んでいることが示された。──今後、国土交通省と環境省は、検査を実施していない水道事業者等に対して検査の実施を呼びかけるとともに、暫定目標値を超過した場合の対応策を強化していく予定である。本調査の継続により、水道水の安全性がさらに向上し、持続可能な水道システムの実現が期待される。