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 〈PFAS〉川崎市で地下水中の追加調査 2か所で基準超過

発表日:2024.02.19


  川崎市は、地下水中の有機フッ素化合物(PFAS)の追加調査を実施した。令和5年10月に市内地下水の水質把握のため、有機フッ素化合物の地下水調査を実施したところ、調査を行った6地点中、高津区の1地点で暫定指針値(PFOA+PFOSの合計値50ng/L以下)を超える有機フッ素化合物が検出されたため追加調査を行った。10月の調査で暫定指針値を超過した井戸においては、地下水の暫定指針値を超過している(PFOS:150ng/L、PFOA:14ng/L)。周辺井戸においても、調査した5件中一件で基準値を超過(PFOS:78ng/L、PFOA:13ng/L)。それ以外の井戸は暫定指針値以下という結果となった。同市では、超過を確認した井戸はいずれも飲み水には利用されていないが、経年的な推移を把握するため、継続的に調査を実施するという。

情報源 川崎市 報道発表資料
機関 川崎市
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 川崎市 | 地下水 | PFOS | 井戸 | PFOA | 有機フッ素化合物 | PFAS | 高津区 | 暫定指針値
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