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 環境省、皇居外苑濠管理方針等を策定

  環境省は、皇居外苑濠管理方針及び皇居外苑水質改善計画を策定し、公表した。国民公園である皇居外苑には12の濠があるが、水質の悪化によるアオコの大量発生やブルーギルなどの外来魚の侵入の問題などが生じていた。そこで同省は、外苑濠の適切な管理を行うため、学識者・関係者からなる検討会で検討を実施。その結果として、皇居外苑濠管理方針及び皇居外苑濠水質改善計画を平成22年3月に策定した。同管理方針では、外苑濠が我が国の象徴的な場である皇居外苑の重要な構成要素であるという位置づけを確認し、その象徴性の維持を第一の目標として、併せて歴史遺産の継承、生物の生息・生育環境の改善などを目標に掲げている。また、同改善計画では、平成27年を当面の対策期間として、濠水浄化施設の新増築等による浄化機能の改善、浄化施設の濠水送水機能の改善等による円滑な濠水循環の確保、合流式下水道の越流水流入防止、水量確保のための雨水活用等の対策が示されている。

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